バレーボールで勝つための戦術とフォーメーションプレー!
公開日:2016/07/08|更新日:2023/04/25
すべての競技において、試合に勝つためには
個人の能力以上に「戦略や戦術」は非常に重要です。
その、戦略や戦術を生かすためには、
バレーボールの特性を理解しておくのが大前提。
今回は、試合で勝つための戦略・戦術
さらには、勝つためのフォーメーションを詳しくお伝えします。
勝負を左右する戦術のポイント
まずは、戦術を立てていく上で注目すべきポイントをお伝えします。
戦術の幅を広げるための必要な
知識ですので、しっかりと学んでいきましょう!
- 1チーム3人の攻撃的サーバーが必要
- 決定力のあるアタッカー2名
- リベロのサーブレシーブ50%以上
強いチームには、必ずと言っていいほど攻撃的サーバー、
決定力のあるアタッカー、リベロのサーブレシーブなどできる選手が揃っています。
では、基本的な戦術を動画で確認してみましょう!
フォーメーションの具体例!WフォーメーションとUフォーメーション
まずは、初心者の方にもわかりやすいように、
簡単なフォーメーションをいくつかご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
Wフォーメーションとは?
Wフォーメーションの主な特徴は、守備を重視したフォーメーションであり、
センタープレーヤーもレシーブに参加するので攻撃が少し手薄になります。
このフォーメーションが初心者の方に
最初に取り組んでいただきたい守備に重点を置いたバレーになります。
Uフォーメーションとは?
Uフォーメーションとは、逆に「攻撃を重視」した形になります。
センタースパイカーがフロントに残って、レシーブを行わないので、
攻撃のバリエーションは増えるが、守備範囲が広がるのが最大のデメリットです。
最初は、Wフォーメーションから入り守備を基本としたバレーを学び、
徐々に慣れてきたらクイックなどの攻撃を入れたUフォーメーションを使ってみましょう!
「3-1-2」と「3-3」のフォーメーション
一般的に使われるマンアップフォーメーション(3-1-2)
とマンダウンフォーメーション(3-3)の特徴について詳しく解説します。
この2つのフォーメーションには、メリットデメリットが
ありますので、しっかりと理解をしてチームの戦術によって使い分けましょう。
マンアップフォーメーション(3-1-2)のメリット・デメリット
マンアップフォーメーションとは、(3-1-2)の
守備体系で6アップという呼び方をすることもあります。
主にこのフォーメーションは、コートの中央に
選手を配置し、相手選手の軽いワンタッチやフェイントに対応した布陣。
メリットとしては、強打が少ないもしくは、フェイント
などが多い相手チームに有効とされるフォーメーションと言えます。
デメリットとしては、バックセンターの位置に
打ち込まれた場合、対応できないなどのデメリットがあります。
マンダウンフォーメーション(3-3)のメリット・デメリット
マンダウンフォーメーションとは、(3-3)の
守備体系で6ダウンという呼び方をすることもあります。
このフォーメーションは最もオーソドックスな
守備体系で、どのチームもこの陣形を利用していることが多い。
メリットとしては、守備範囲に対して移動距離が少なく
強いアタックに対して対応できるフォーメーションと言えます。
デメリットとしては、コート中央にスペースがあるため
フェイントやセッターの2アタックに対応できないことがあります。
まとめ
今回ご紹介したフォーメーションは、最も
一般的に使われているフォーメーションをご紹介しました。
相手チームの状況によって、
戦術やフォーメーションを変える必要があります。
そして、バレーボールでは「ディグ」が勝利へのキーポイントなんですね。
【関連記事】:バレーボールのディグって何?基本的な練習法とフォーメーション
バレーボールで勝つためには、戦術やフォーメーションも
大事ですが、最も大事なのは自分の担当エリアを把握して責任をもって守ること。
選手一人一人が自分勝手に動いていては強いチーム作りはできません。
チームに貢献するには何が必要なのか把握することも大事ですよ。