バレーボールのディグとは?基本的な練習法とフォーメーション
公開日:2016/08/08|更新日:2021/02/26
ディグの重要な要素である「ブロック」は、ネット際での
プレーが多くなるため体軸をしっかり保つ必要性があります。
ディグは、ブロックとレシーブの連携が
取れていないと、成り立たない重要なポジション。
今回は、バレーボールのディグとは何か、
基本的な練習法とフォーメーションについて詳しく解説します。
バレーボールのディグって何?
ディグとは、レセプション以外のボールを受ける動作のことをいいます。
レセプションは、サーブレシーブのことを呼ぶのに対して、
ディグとは、スパイクやその他のレシーブのことを言うんですね。
通常ではあまり使われない言葉だけに、
この機会にしっかりと学んでおきましょう!
- レセプションを直訳すると「受付」
- ディグを直訳すると「掘る」
では、実際にディグのスパイクレシーブの動きを動画で確認してみましょう!
より低い位置でレシーブをするため、
素早くボールの落下地点へ入る俊敏な動きが要求されます。
ディグの極意とは?
- 瞬時の判断力
- 絶対にボールを落とさないという強い意志
- 相手の動きを読む力が必要
- すぐに動けるように足の母指球に力を入れる
ディグは低い体勢でボール取ることが多く、低い姿勢を維持できずに先に膝がついて
しまうと、それ以上先に移動ができないうえに、ケガにつながるプレーにもなってしまいます。
★ 足首のセルフチェック法
特に「足首の柔軟性」が高くないと、低い姿勢を維持することができません。
引用元:climbing-net
自分で足首のセルフチェックをする場合は、足首をそろえた状態でしゃがみ、
右の写真のように、足首の角度が浅いと後ろに倒れたりなどの運動制限が出てしまいます。
体全体の柔軟性も大事ですが、
足首の柔軟性も普段の練習前の準備運動に取り入れてくださいね。
私は毎日「ストレッチングボード」に乗っているので、ふくらはぎや足首の
柔軟性が出て、ケガしにくくなりましたよ。これおススメです。
★ 足首の柔軟ストレッチ法
ディグの練習方法:対人レシーブ(ペッパー)
それでは、2人一組で行うディグの練習方法をご紹介します。
一方がスパイクをし、一方がレシーブで返しそれを繰り返す簡単な練習になります。
この対人レシーブ(ペッパー)はスパイクを正確に打つ練習にもなります。
スパイクの基本動作が身についていないと、
狙ったところへボールが行かず対人レシーブが続きません。
対人レシーブは、あらゆるテクニックが習得できる
基本練習ですので、まずは、この方法から取り組んでいきましょう。
セッター付きの対人レシーブ
徐々に対人レシーブが上手になってきたら、
セッターを入れた3人一組で対人レシーブをやってみましょう。
まずは、対人レシーブの間に、セッターが入ります。
レシーブをした人はセッターへボールを返し、
セッターはレシーブをした人にトスを上げ、そのまま相手にスパイクを返します。
これを交互に行い時には、厳しいコースを狙ったり、ジャンプしてスパイクを
打ったりなどバリエーションを加えることでよりより高度な練習になることでしょう。
ディグのフォーメーションの種類
ディグのフォーメーションは特に、ブロックとの連携が重要。
レシーバーはブロックの陰に隠れないよう、
相手スパイカーの見える位置に入りましょう。
一枚ブロックの場合
その時の状況において一枚ブロックになる場合は、
フェイントに対応するため一人を置き、4人がレシーブに回ります。
二枚ブロックの場合
二枚ブロックの場合は、相手スパイカーがストレート
もしくはクロスの打ち分けによってフォーメーションが変わってきます。
その場合、バックライトの選手の守備位置が変わります。
三枚ブロックの場合
よりブロックを強化するためには3枚ブロックで前を固めます。
3枚ブロックの場合は、中央部分が開いているので
フェイントなどに注意しながら守備をしていきましょう。
まとめ
今回は、ディグとは何かということから始まり、
練習方法やフォーメーションなどについて詳しく解説しました。
いきなり高度な練習から入るのではなく、
対人レシーブで50回など目標を立てるなどして工夫してみてください。
また、練習の前には足首のストレッチを忘れずに!!
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