バレーで重要なセッターの役割!練習に必要な3つの要素とは?
公開日:2016/04/30|更新日:2020/05/04
バレーで重要なポジションといえば「セッター」ですね。
日本の歴代セッターには、中田久美さん・竹下佳江さんが有名ですが、
チームの司令塔といわれるセッターには、試合の流れを
つかみ、戦術を練るなど試合をコーディネートする力が必要です。
すごく魅力的ではありますが、チームメイトとの
コミュニケーションが欠かせないポジションでもあります。
今回は、バレーで重要なセッターの役割と
練習に必要な3つの要素について詳しくお伝えします。
バレーで重要なセッターの役割!
セッターのポジションをやるうえでのやりがいは、
何といっても試合を作ることができるということ。
そのためには、しっかりとセッターの
役割を知っておく必要があります。
- スパイカーに的確なトスを上げる
- トスだけではなく時には、攻撃に参加する(ツーアタック)
- 戦術を考える
練習に必要な3つの要素とは?
セッターの役割が分かったところで、
次は練習に必要な3つの要素についてお伝えします。
セッターに必要なものは?
- 俊敏な運動能力と判断力
- トスの正確性
- コート全体を見る力を養う
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう!
俊敏な運動能力と判断力
セッターに必要な能力としては、
トスやレシーブ力と並んで最も重要なものが「運動能力と判断力」
特に、短い距離での俊敏な動きが必要とされるポジションなだけに、
足の速さだけではなく、下半身の強化も忘れず練習をしなくてはなりません。
下半身に自信がない方には、このようなトレーニングを入れると格段に
安定性が生まれるのでおススメします。
また、セッターは判断力も重要なため、
コート全体をすぐに把握する力が必要となります。
トスの正確性
セッター=トスといわれるほど、
トスの正確性やレシーブ力が重要視されるポジション。
特にトップクラスで良いセッターといわれる選手は、
レシーブやトス同様、オーバーハンドパスに長けています。
セッターはどんな状態のボールでも
アタッカーに対して正確なトスが出せる技術を身につける必要があります。
うまくトスが上げれない初心者の方は、
動画にて詳しく解説がありますので、ご覧になってください。
コート全体を見る力を養う
司令塔といわれるポジションですから、攻撃パターンを作る上でコート
の一部分だけしか把握できていないのでは、セッターとしての
働きとしては不十分です。
また、自チームのコートだけではなく、
相手コートの動きまでを瞬時に判断して的確に指示を出す必要もある。
相手コートを見渡してどこに穴があるのかを見て、
そこに対して攻撃を仕掛けることもセッターとしての魅力です。
まとめ
このようにセッターは司令塔だけあって試合の中で、
たくさんの戦術を考えチームの勝利に貢献できるやりがいのあるポジションです。
ただ、セッターだけのポジションを練習するだけではなく、別のポジションを
練習することでレシーバー・アタッカーの気持ちを理解することができます。
そのことで、選手の幅が広がるだけでなく、相手に
対する思いやりやコミュニケーション能力の向上へとつながります。
まずは、セッターの役割をしっかりと理解して
チームの司令塔と呼ばれる選手になってくださいね。
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